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2008年06月 アーカイブ

2008年06月05日

デルムンド08 i HG

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デルムンドに待望の25本スタッド復活。

人工芝に対応するソールの無かったプーマラインナップに、
待望の25本マルチスタッドの復活である。
固い土や人工芝でのプレーには勿論だが、
日本の短く刈られた天然芝でも、実はシッカリとグリップしてくれる。
サイドアッタカーやCFには向かないかもしれないが、
MFや走り屋には朗報だ。

ロングパイル人工芝に対応したスパイクがこのところ目白押しだが、
その中でもデルムンド08 i HGは特に太鼓判を押したい。
短めの25本ソールは、土、芝両方で、普段通りのボール感覚、
足裏タッチが出来るからで、異型な付加物や、素材のゴム感を感じるモノよりも、
オーソドックスに切り替え可能だからだ。

突き上げ感の全く無いスパイクなど無いが、
このIHGソールはフラットな固い土壌では抜群の能力を発揮し、
トレーニングシューズに近い履きやすさと、スパイクらしい反発力も併せ持ってい
る。
実際に芝でも雨でも、このソールで90分プレーするJリーガーの存在が、
如実にこのスパイクの存在感を表している。

「プレー中に足裏が痛い。」とか、オズクッド気味の若年プレーヤーにも、
IHGソールはイイと思う。決してグリップ力は劣らないが、
ランニングの多い現代サッカーにおいて、安楽である事に越したことは無い。
ましてやセメント製法による軽量化で、Diモデルよりもかなり軽い。
試合続きで疲れた足に、もう1足加えてもイイな!と思わせるスパイク。

外観と履き味は名品デルムの伝統を踏襲し、
更に軽さとコンフォートさを加味したスパイク。
それがデルムンド08 i HGだ。

Text 髭


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2008年06月07日

アディピュアジャパンTRX HG+

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日本製の利点は何処に有るのか?

2万円近いコストのスパイク選びの中では、
選択肢も多く、非常に迷うハメになる。現状では、純国産モデルというのは、
表に少なく、稀有な存在でさえあるが、アディピュアジャパンTRX HG+は、
そういったハイパフォーマンスモデルの中でも、積極的に試し履きして欲しい。
買う買わない。は別にしてもだ。

アディピュア自身の成り立ちは、旧NOVA系の継続モデルであることは明らかで、
70年代前半のクラシカルモデルのアウトラインを復活させつつも、履き心地とタッ
チ感を重視した、
テクニシャン向けモデル。プレデターシリーズや、F系とは全く位置付けが異なる
が、
当然の如くこの様なソフトライドで、素足感覚重視モデルの綿々とした継続が、
本家adidasの真骨頂でもある。

パルスの時代のアヴェイロや、マニア時代のサンヴァノヴァとは違い、
アディピュアは別企画の、プレデターデザインから離脱した、
独自路線となった。その中でもジャパンモデルは、
人工芝と土に対応した。国内最強の位置付けとなっている。
インターナショナルモデルと、ジャパンオリジナルとの、大きな違いは、先ずソール
形状に有る。
第二に、踵のアキレス腱を覆うパットの有る無しが、外観上の違いで、
それ以外では履いてみないと、日本製かインドネシア製かは、ぱっと見・・・では識
別不能だ。

アディピュアジャパンTRX HG+を初めて履いた印象は、
国産ファルカスとも、その前のパティークと全く異なり、
日本人向けと媚を売るようなワイド感丸出しモデルでは無く、
ソール設計含めて即戦力のギアを作ったというのが第一印象で、
全く違和感とういうか、文句のつける部分が非常に少ない点が驚きだった。
今までのadidas製品には無い、何か?を感じ取る事が出来のも事実で、
その違いを上手く文章では表せないのが悔しいが、
正直言うと、国内メーカーの軽量でロングセラーなモデルの、
人工芝バージョンをもっと柔らかくしました・・・・といった感じと言えばいいのだ
ろうか。
いや、ソールの反発もちょっと違うし、体験したことの無い、不思議な履き味であ
る。

冷静にシューズを観察すると、パティークでウィークポイントとなった靴幅に対して
のソール幅、長さの違和感や、
ファルカスの踵部分の緩さも解消され、シュータンも軽やかになって、
メッシュと革のハイブリット仕様になっている。
これから蒸す季節には、とても有難いし、シューホール間隔も、
思いきり良く、意図的に広くなっている。コレは他社のロングセラーにも言える事だ
が、
タイトに作ってなくても、タイトに感じる事が出来るのだ。

adidas国産スパには、10年ほど前に大成功を収めたサルディーナというモデルが有
るが、
そのサルディーナをもっとタイトにして、ソールのスタッド配置も変えて、
異型楔型ソールでありながら、より両サイドに広くスタッドを広げ、
ある程度履き馴染んだ頃の高さに最初から調整して有る。そんな感じである。
低さ故の耐久性の短さは否定しないが、日本の土壌に合わせたらこうなる。を具現し
たら、
丁度いいのがこのあたりなんだろうと思う。

履き味は、中足部の3ストライプスのホールド感も感じつつ、
ラインの後ろ側の本革のフニャッとした、これまた玄人好みというか、
2002年以降の、中足部と踵をガチガチに固定するスパイク履き味ブームに慣れた
足が、
一時ホッとする感じ。別にそれが悪い訳じゃないけど、なんだか懐かしい。

実際にスパイクの本革感というのは、些細な事でも、こんな小さな部分に有る気がす
る。
踵に近い側面で、実際に動かす部位では無いけれど、ライン後ろ側の質感が、
実はシューズの良い悪いを決めるポイントでも有ったりもする。
そんな細かい部分でも満足感を得られる、通好みのスパイク登場なのである。

さて、実際にこのスパイク購入で、最も気をつけなければいけない部分があるとすれ
ば、
緩めのサイズ選択をしない事だ。タイトに履いて、自分の足形に近づける。
そんな育てる楽しみも併せ持っている高級スパイクである。
そして最近の新機軸スパイクで、「履かされている。」感じを抱いているプレーヤー
に、
特にお勧めのモデルである。

個人的には白もイイけど、黒で磨き倒すのもいいかなと思っている。


Text by 髭


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ファルカスキッズTRX HG J

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ジュニア用スパイクのチョイスは、実は非常にデリケートで、子ども本人が気に入っ ていても、踵が痛くなったり、爪が紫色になって試合中に痛くて動けなくなったりと か、シューズ選びにおいて過去に何度も問題が起きてきたのを目の当たりにしてきま した。

私自身が小さい頃から「靴だけはイイものを選びたい」。と思っていたものですか
ら、自分の子供にも結構色々なシューズを買い与え、失敗も多くしましたが、結論か
らいうと、「天然皮革に勝るものなし」。というのが第一ですかね。

このファルカスは、ゴートレザー(山羊革)をつま先から甲の部分、紐の廻りと、
ボールに触れる大部分に奢られ、固定させたい(可動しない部分)土踏まずや、中足
部外側あたりに人工皮革が使用されています。可動と不動部分に素材を使い分ける技
術が、最近のサッカーシューズの特徴ですが、サッカーシューズで最もメジャーと
なったカンガルー革使用よりも、ジュニア用にはあえてゴートレザーを今回使ってお
ります。

子どもの足は、まだまだ成長している段階ですから、靴選びは大人よりも難しく、ど
うせ大きくなるからとユルユルサイズの大きいシューズを履かせてしまうと、踵痛が
起きたり、土ふまず部に疲労感や痛みを感じたりしてしまいます。

スパイクシューズは、慣れる事も必要で、普通のタウンシューズやスニーカーとは、
履き心地も履き味も異なり、ある程度の違和感が必ず最初は起こり得ます。何故なら
サッカースパイクには、地面に足をグリップさせる為のスタッドが付いており、ボー
ル感覚を損なわないように、つま先周りを保護するものは排除され、素足に近い(足
指が可動しやすい)作りとなっているのが一般的です。

サッカーが上手くなる為には、なるべく素足に近い感覚が必要なのですが、最低限の
保護というか、踏まれたり地面を蹴ってしまったりした時の、ダメージを低減させる
だけの表皮選びが大事です。ゴートレザーはカンガルーに近い柔軟性と、牛革に近い
厚みを持っています。また、人工皮革は伸びたりしませんが、天然皮革は伸びます。
成長段階での靴選びでは、可動部分の成長度に、ある程度付き合える素材を持った皮
革製品が良いと思います。勿論お手入れも必要ですが、その作業もサッカー選手とな
るには避けられない部分でもあります。

今回adidasが出したファルカスキッズは、今まで大人と同じカンガルーで、Jリー
ガーと全く同じスペックの物と、牛革使用の両方のラインナップを持っていました
が、今回ゴートレザーという新たな素材で勝負してきた感があります。スタッド(足
裏の付加物)も、15本で、比較的低いタイプとなっており、突き上げ感を伴う事も
少なく、トレーニングシューズからの移行もスムーズに行えるでしょう。また、スパ
イクというと重厚で重い靴というイメージが有るかもしれませんが、このファルカス
はビックリするほど軽い。人もボールも動くサッカーを掲げたチームでも、走り負け
る事は無いでしょう。

U12の4種年代での強化が、日本サッカーに未来を担っているのも事実ですが、ま
ず足に負担の少ない、尚且つ天然素材の足馴染みの良いスパイクを履いて、基本を
キッチリ習得してください。

Text by 髭


アッパー:天然皮革(ゴートレザー)/人工皮革製アッパー
アウトソール:ゴム製アウトソール(15本TPUアディトラクション)
重量:右215g 左210g(23.5センチ当社測定)
品番:169175

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2008年06月24日

メキシコライト

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取り替え式スパイクを最初に履くなら、多分コレしかない。 スクリュースタッド(ネジ込式)が当たり前のヨーロッパ土壌では、 日本の市場と違い、取り替え式の方が普通である。但しプロやトップアマの間では。

どうしても勝ちたい試合が有って、「ズルッと。」した一瞬が、たまたま失点の継起
となり、
敗戦の悔しさから、固定スタッドから取り替え式を積極的にチョイスするプレーヤー
も過去にはいたが、
日本国内のピッチにおいては、あまり使われなくなっているのも事実だ。

大雨でも泥沼のようなピッチ状況でも、試合は行われる。その際に、
最初の1歩の引っ掛かりと、一瞬のボディバランスを崩さないグリップは、
スタッド数の少ないソールが有利なのは当たり前の事で、芝をしっかり噛んで地面に
突き刺さり、
普段通りの試合展開に何事もなくもっていく。その為に取り替え式スパイクは存在す
る。
スタッドの間にへばり付いた泥も、付きにくいという利点も有って、
走りの面でも雨ではプラマイゼロよりも軽量感でむしろプラスに働く。

1963年生まれの私は、生まれて初めて購入したサッカーシューズは6本取り替え
式だった。
その後ずっと6本取り替え式スパイクのお世話になったが、正直膝と足裏へのダメー
ジは尋常ではなく、
固い校庭での使用時は、ボールコントーロールよりも走るだけで精一杯な時間も有っ
た程だ。
但し、雨天の試合などでは、軸足をしっかり支えて、キックがぶれる事は少なく、
雨中延長、PK突入といったシチュエーションでも、立ち足が滑ってキックミ
ス・・・なんて事は無かった。

海外に比べてラインナップが少ない取り替え式だが、PUMAのメキシキコライトは、固
定パラメヒコと同じく、
20年以上続けて販売されているモデルだ。古くから有る6本とは違い、8本なのが
楽な部分だが、
やっぱり履き味は固定パラメと違い、フカフカの芝でこそ、大雨中、大雨後の場合で
こそしんかを発揮する。
ジュニアユースではGKだけ、フィールドではU-18の大会などで、大雨試合に取
り替え式を目撃する程度になってきたが、
どうしても勝ちたいゲームには、必要不可欠なギアである事は否定しない。

4種少年(U-12)以下では、取り替え式は基本的に使用出来ない。
安全上の理由が一番だが、昨今では10本取り替えの+F50は使える事になってい
る。
少年を指導した事がある人ならば、取り替え式スパイクはご法度が常識なのだが、
U-15(中学生年代)では積極的に持たせるチームもあるようで、
これは「勝ちたい。」意識付の表れなのだろうが、個人的には中3最後ぐらいで体験
でいいと思う。
タダでさえ手入れする時間も余裕も無い中学生が、取り替え式を大事な試合前に
チェックするのか?
という疑問と、やっぱりオズグッドなどの成長期における肉体的ダメージへの予防か
らである。

そんな扱いの難しい取り替え式スパイクの取扱いだが、
購入したら同時に予備スタッドは買う。取り替え式スタッドは減りが早いので、
馴らし履きだけでも斜めに減って鋭角にスタッドが削れていたら、
公式戦では試合前の審判チェックではねられる。試合前のスタッド確認が必要だ。

また使用後にはスタッドを緩め、メネジ(シューズ側)の部分に砂や土が入らないよ
う注意し、
錆びないようにCRCなどの機械油を塗布しておく。コレをしないで使用後放置して
おくと、
ネジが固くてスタッドが回らないなどのトラブルになる。また、スタッドは半分まで
減ったら、
もう使わずに替えるのが鉄則である。取れなくなったスタッドは、取るのに相当慣れ
が必要だ。

中学生からは使えるだけに、最初の1足は難しいが、
成長期で人工皮革を選ぶよりは、天然で足馴染みの良いメキシキコライトを選ぶの
が、
最初の一歩として無難だと思う。価格は高いが、コストパフォーマンスと満足感は、
やっぱりロングセラーならではの輝きを持っている。

ps.本当に整地、養生された芝で、グサリと刺さる取り替え式スパイクの履き味
は、
固定には無い気持ちよさがあるんだよね。

Text 髭

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インジェクター2002

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「日本人に生まれてヨカッターァ!。」

こんな台詞をものまねタレントが口にしたりするが、
サッカーシューズの分野ではマル2(インジェクター2002)にこそ当てはまる。

こいつは製品名こそ2002だが、品番は900である。
インジェクターの系譜はこの数字で大体の位置付けと品質度合が判るが、
900という番号が最終章ではないが、系譜からみると900という数字で、
コイツの持つ存在意義と、希少性、最高レベルが読み取れるのだ。

インジェクター とは、アシックスのサッカースパイクの、
固定式を指す。取り替え式は「シャペ」だ。インジェクターとシャペの歴史が日本の
サッカー史を支え、
国内メーカーで唯一無二の存在感を示してきた。

インジェクションマシンによるダイレクトインジェクション製法で作られ、
12本の円柱形で、乳白色の少し黄色みは入ったポリウレタンソールが、
インジェクター2002の先ず特徴である。当初は軽量の為のインジェクションマ
シーンも、
その後は「履き味。」にスタンスを変えて、現在に至っているが、足に沿う感覚を味
わえる、
摩訶不思議なマジックを持った足裏体験を齎す製法だ。

アッパーは踵で繋がる、正に1枚革である。この製法で作られたサッカーシューズ
は、
もうインジェクター2002しか市販品では無い。過去にはブラジルブランドのメー
カーにも有ったが、
現在もカタログモデルとして有るのは、コイツだけ。

さて900という数字だが、それは850、870といった過去の名品の、
その上に有るという意味である。作った年代が後だからという消極的命名ではなく、
銘刀とも呼べる850よりも、一時のアシックストップの870よりも、まだ上が有
るんだぜというasicsの自信の表れで有り、
価格もさることながら素材と製法の王道を行く、最終回答のようなモデルなのであ
る。

私はTSI900という品番こそが、マル2の正体だと思っている。
履き心地と素足感に拘るモデルは、本当のところ少なくなっているが、
そんな意地のような製品が無くならないよう切望してやまない。
生産拠点が国内からアジア各国に移りつつある中、マル2だけは崇高な特別モデルと
して、
受注生産かイージーオーダーでも後世に残したいサッカーシューズである。

マル2はもう常備しているショップも少なく、試し履きする事もなかなか困難だが、
最初の足入れ感はあまりアテにはならず、2,3かい履いた後に本来の履き味を示
す。
お店で試しても、「キツイ」と、「「頼りない。」の2通りの感覚しか最初は感じな
いかもしれないが、
そここそがマル2マジックな点で、上下に薄い作りでも、段々と沿うような履き心地
に成り、
途中からは試合用ファーストチョイスとなる事は間違いない。

つま先周りの補強が無いせいで、固い土環境での連続使用はご法度だが、
ラインも本革で作られた日本最高峰のサッカーシューズを、一度試してみてほしい。

Text 髭

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アリストTG

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アシックススパイクはこの価格帯だと圧倒的な強さを発揮する。 コストパフォーマンスに優れた製品を、ピンポイントで出してくるのだが、 今回のアリストTGは、中高生にこそお勧めしたいモデルだ。

履き心地はコンフォートなアリストシリーズを踏襲しているが、
決して幅広過ぎる事も無い。オール人工皮革でも、
サルシューで蓄積した人工皮革使いの巧みさを発揮し、
古いシャペなんかの人工皮革と比べたら、天と地の差が有る。
昨今の人工皮革は天然皮革よりも薄く柔らかく感じるし、
メンテナンスフリーの面でも、1足加えてみたいスパイクだと思う。

同じ価格帯に、アシックスはDSライトというベストセラーが有るが、
こちらはスタッド配置もコンセプトも軽さと柔軟性の権化と言える。
爆発的に売れているモデルで、コレもかなりのお勧めモデルなのだが、
ある程度のサッカー経験と、プレー場所を選ぶモデルでもある。
asicsでは中級から上級者モデルとなっているが、
アスリート系のプロ仕様なのが本当の所だ。
自転車で例えれば全ての付加物を取り去ったロードバイクの如くで、
ストイックなまでに素足感覚を追及したタイプのDSライトに対し、
アリスト系のモデルはMTB系のコンフォートさと、
地面のデコボコや硬さの変化に対しての許容度が高いと言える。
固い土や小石の多い河川敷をロードバイクで走る馬鹿は余りいないけど、
MTBやクロスバイクなら走りやすい。そんな違いを感じる。

サッカーというスポーツに於いても、状況で足元を変える時代なのかもしれない。
雨天では取り替え式という定石よりも、実はコンフォートな人工皮革モデルが、
本当は必要だと思わないか?

重量は250グラム程度で、このソールとスタッド配置では、
かなり頑張ったと思う。夏モデルらしい白アッパーに、
イタリアンテイストのタイガーラインは、夏合宿のにわか雨や夕立ちでも、
パフォーマンスをしっかり発揮すると同時に、人工芝での練習や試合でも、
きっと良い相棒となる筈だ。


Text 髭

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