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デザイン上の装飾では有るが、実際のプレデターパワースワープは、
機能とテクノロジーの権化と化したスパイクになっていて、デザイナーの遊び部分
は、
この刺繍部分だけと言えるかな。
今回のパワースワープは、前代アブソリュート以上にラバー部分が強化され、
弾きに関してはピカイチのアドバンテージを保有している。
インステップでドンと蹴る部分のパワーゾーンと、曲げたい時のカーブゾーンの2箇
所を有し、
今まで擦り上げるように蹴って、足の裏がお天道様を向く・・・ぐらいじゃないと落
ちなかったキックが、
コイツだと当てる位置と腰の回転で落とせそうなイメージが持てる。
実際には誰でも大きく曲がって落ちるタマを蹴れる訳ではないが、
普通に蹴れるレベルの人なら、間違いなく武器になる。
履いてみると、プレデターらしかったラバー部分による圧迫というか、
締め付け感が薄れ、カンガルーアッパーもかなり薄くなっている感がある。
数世代前のアクセレレイーターやプレシジョンなどのプレデタースパイクは、
爬虫類の表皮を思わせる硬質感とシボが有ったが、代を重ねるごとに薄くソフトに、
滑らかになっているが、プレデターというキャラクターを考えると、
現在の薄さが限界なのかもしれない。ソフトで軽量なスパイクならアディピュアが有
るし、
アッパーの薄さだけなら、Fシリーズの人工皮革には勝てない。
プレデターというスパイクのキャラクターは、キック威力の増大にある。
曲がる球、落ちる球、揺れる球、剛球でドカンとくる球・・・・
その為の機能が盛り込まれているのがプレデターなのだ。
インソールにも位置が可変するタングステンパウダーが入り、
強いキックを得る為の装置満載仕様である。
履き味はプレデターらしい硬質感を残しつつ、つま先周りは割とゆったりしている。
かつては幅狭い印象が強かったプレデターシリーズも、
かなり楽に履けるようになった。今回人工芝にも対応したHG+ソールが搭載され、
人工芝での耐久性に不安が無くなったのもいい。
このスパイクを履いてゲームに臨むと、
シュートレンジが普段の5ヤード後方下がるイメージ。
打たなきゃ点は入らないよね。
Text 髭